スタッフインタビュー

スタッフのインタビューから、この職業の魅力ややりがいを感じていただけたら幸いです。 様々な立場の3名のスタッフから話を聞きました。

福祉の仕事をしようと思ったきっかけは親せきの男の子

親せきに同い年の男の子がいて、その子とよく遊んでいました。小学校でもみんなと違うクラス(特別支援学級)で、「みんなとは少し違うけどどうしてだろう?」と思っていた程度でしたが、学校での総合学習等で、彼らが「知的障がい者」であるということを知りました。高校の授業で、そんな彼らの生活や暮らしを支える仕事が「福祉」という分野であることを学び、「もっと知りたい」と思い、福祉系大学へ進学しました。実習等の経験を経て、障がい者分野での仕事がしたいと思い、卒業後、当法人に就職し、現在11年目となります。

志津川福祉の園 生活支援員前田絵里

障がい者福祉で大切にしていること、やりがい

 宇治川福祉の園に最初に配属されましたが、まず、地域の真ん中に施設があることに驚きました。実際に働いていく中で、地域の中で地域の方々との繋がりを持ち、その中で「働く・暮らす」ということ、社会の一員として生活していくことに大きな意味があることを学びました。それが今の私のベースとなっています。
 また、利用者さん一人一人の人生の一部に関われる、すごく責任のある仕事だと感じています。支援を考える中で難しく感じることも多くありますし、成果が目に見えてわかるような仕事ではないですが、利用者さんが良い表情を見せてくれた時や、支援が「上手くいったなぁ」と思えた時には、達成感もありますし、やりがいを感じます。

やめたいと思ったことはありますか?

 5年目の時に、体を壊してしまったことがありました。その時に退職…も考えましたが、当時の先輩や同僚からの励ましを受けたり…。利用者さんとの関わりの中で、温かさを感じ、「やっぱりこの仕事が好き」と改めて感じ、現在に至ります。
 今の時代、自分の好きな、やりたいと思える仕事に就けていることはとても恵まれているなぁと思っています。

みんなめちゃめちゃ元気で素直で、優しい

山城福祉会の魅力はなんですか

 利用者さんがとても元気なことです。利用者さんと接していると優しい気持ちになれたり、利用者さんから教えてもらえることも多いです。
 当法人では、グループホームや相談支援事業等、日中支援の場以外の支援媒体の拡充を推進しており、様々な面から利用者さんの暮らしを支えることを目的としているので、障がい者福祉についてたくさん学べることも魅力の1つだと思います。
 もう一つの魅力は、研修や資格取得の制度があり、自身のスキルアップを目指せることです。実際に介護福祉士を取得した職員もいますし、私も社会福祉士を取得しました。職員のスキルアップに対するバックアップがあることは大きいと思います。

志津川福祉の園の特徴を教えてください

 志津川福祉の園は、自主製品の製作・販売がメインです。私は昨年度(R1年度)から陶芸班で主に絵付け・仕上げ作業を行っています。職人的な作業となるので、技術的に難しさはありますが、毎日奮闘しています。
 福祉の仕事は11年目ですが、利用者さんそれぞれ接し方も違えばアプローチの仕方も違うので、関係の構築や支援に迷ったり悩むことも多いです。そんな中でも、同僚や先輩と相談できるのは心強いです。他業種から転職してきた職員もいるので、様々な視点からの刺激があり、勉強になっています。
 今は新型コロナの影響で、志津川福祉の園の製品をお披露目する場が少なく、どのように知ってもらい、販売をしていくかが課題となっています。職員間でも模索し、新たな販売方法を形作っていきたいです。

前田さんってどんな人?

 今はコロナもあり出来ていませんが、食べ歩きが趣味です。仲間内で遊びに行ったり、旅行したり、ご飯を食べに行ったり、休日をエンジョイしています。休む時は休む、楽しむときは楽しむ、というメリハリが、仕事を頑張る上で大事だと思います。当法人は、有給取得を推奨しており、お休みを取りやすい体制だと思います。

後輩への指導について

 人に教える、ということはとても難しいですね。後輩職員の方にはまず、我々先輩職員の動きや利用者さんとの関わり、仕事ぶりを見てもらえれば、と思います。その中で、自分なりに実践してみて感じたこと、わからないことや悩みを聞かせてもらって一緒に考えていきたいです。自分自身が先輩にたくさん教えてもらい助けてもらってきたので、先輩として後輩職員の方には同じ熱量で関わっていけたら、と思います。
 この仕事の魅力を伝えられるように頑張りたいです。

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