まず自分で動き出して、目にすることが大事。そこから自分に合う合わないという感覚や、支援する仕事がいいのか、直接関わり介助する仕事のほうが向いているのかなど、具体的にやりたい仕事が見えてくると思います。
ボランティア等で触れて体感することも大事。実際聞いて携わってみると、具体的にしたいことが見えてくると思う。自分がそうだったので。
地域生活支援室 主幹 岡本直樹
宇治川福祉の園で働こうと思ったきっかけはなんですか?
この仕事に就いたのは親の存在が大きかったですね。
高校卒業間際、進路で悩んでいた自分に、福祉施設で働いていた親から「(私が)働いているところに来てみたら」と言われ、ボランティアとして数年関わりました。
ボランティアを経験したことで具体的に進路が見えてきて、人の役に立ちたいという気持ちが徐々に芽生えました。
利用者さんと接するときに、応用力、特に人間力が求められる。
長く続けていける動機はなんですか?
山城福祉会で、18年働いています。利用者の方の成長を感じた時、利用者の方ができなかったことができるようになった時は、本当に嬉しいです。
利用者の方が苦手な作業に対して、前向きに取り組んでいる姿勢に感動します。その感動が、この仕事を続けていこうと思う原動力になっています。
利用者さんの体調などによって、働きかけが違ってきますし、難しい場面も多々あります。対応能力や応用力が求められるので、日々勉強です。
失敗も含めて自分のことを語ることも必要だと考えていて、自分の経験などを後輩などに話しをするようにしています。
熱い気持ちと、冷静さが必要
熱い気持ちを持ちながらも、冷静に接することが必要です。
尊厳をもって接していかなければならない。教育的な要素も問われていると思います。
失敗も含めて自分のことを語ることも必要だと考えていて、自分の経験などを後輩などに話しをするようにしています。
自分にできるかなと迷っておられる方に向けてのメッセージ
この仕事をするうえで必要な要素はどんなことですか?
まずは、行動することが大事だと思います。そこから自分に合う合わないという気づきや、具体的にやりたい仕事が見えてくると思います。支援する仕事、直接関わり介助する仕事等。
ボランティア等で体感してもらうことが大事だと思います。実際に行動し、携わってみると、具体的にしたいことが見えてくると思います。自分がそうだったので。
山城福祉会には、色んな施設がありますね。
施設ごとに雰囲気も違いますが、どの施設も、外部の人が入りやすい雰囲気を意識していると思います。
どの施設も、元気よく挨拶することを大事にしていますよ。